妊娠初期から出産までの体の変化と産後の変化まとめ

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こんにちは!イクメン目指して修行中カケルです。

産後太りって聞いたこと有りますか?

女性は妊娠中に確実に体重が増えます。これは普通のことです。

そして出産後には元に戻ります。

しかし、元に戻らない人もいるんです。それがいわゆる産後太りです。

骨盤が広がった状態が、産後3ヶ月経っても続いていると、元の体系に戻るにはかなりの時間がかかってしまいます。

この骨盤が広がるという表現も、医学に詳しくない人には誤解を与えてしまいます。

5万人以上の骨盤を見てきた僕が、正しい妊娠中や産前・産後の体の変化をお教えします!

 

妊娠初期の体の変化

妊娠中は、ホルモンバランスや背骨、子宮、骨盤など体の様々なところが変化します。

順番に見ていきましょう。

普段の月経

普通の月経時には、まず初めに、

①視床下部コーポーレーションのゴナドトロピン社長が妻のエストロゲンに命令を出します。

ゴナドトロピン社長「娘の卵子ちゃんもそろそろ相手を探す頃だ。東京へ婿探しへ向かわせろ。」

すると妻のエストロゲン婦人は

②エストレゲン課長「かしこまりました。すぐ向かわせますわ。もしもし?プロゲステロンさん?私が手塩にかけて育てた卵子ちゃんが、故郷(卵胞)から上京(卵管へ)しますので、婿探しが上手くいった時のためにそっちで準備をお願いいたしますわ!」

と卵子ちゃんを送り出します。卵子ちゃんは果たして東京で旦那を見つけることが出来るのか。

③卵子ちゃんが旦那を見事に見つけてきた場合に備えて、エストロゲンの連絡を受けた職人プロゲステロンは受精卵(赤ちゃん)が下りてきたときのためにふかふかのベッドを子宮の中に作ります。

ついでに部屋の温度も上げておきます。暖かいほうが、赤ちゃんが喜ぶからです。

しかし、みんなの努力もむなしく、東京(卵管)で婿(精子)を見つけられなかった卵子ちゃんはその短い生涯に幕を下ろします。

④卵子ちゃんが婿(精子)を捕まえてきて、一つになったときのために準備していたふかふかのベッドは、役目がなくなったので体外へ排出されます。

実はこのベッド、分解してスーと流すのではないのです。イメージしてください。

女性のお腹の中に、ベビーベッドがあって精子と一つになった卵子ちゃんを待っています。

そこに卵子ちゃんが来ます。

卵子ちゃん「今回は、婿(精子)が来なかったからベッドは必要ないよ!」

子宮さんはベッドを撤去してもらおうとして、外部の業者に頼みます。

子宮さん「もしもし?ベッドの撤去をお願いしたいんですけど。そう、いつものやつです。ではお願いしますね。」

それが、プロスタグランジン株式会社です。

このプロスタグランジン株式会社の社員は、とにかく乱暴です。

⑤無理やりベッドを引きちぎったり、踏みつけたりして小さくします。

プロスタグランジン社員「残業なんてもっての他だ。急げ!次までにキレイにしないといけないんだ!全部とっとと外に放り出せ!」

子宮さん「痛いよ~。毎度のことだけどもっと優しく撤去してくださいな。」

彼女の声が聞き入れられることは有りません。

こうして破壊されたベッドは、外にぶん投げられるのです。卵子ちゃんと共に・・・。

これが月経と呼ばれるものです。めっちゃ痛そう。

 

そしてみなさん考えて見てください。いいおっさんが深夜に一生懸命このストーリーを考えているんです。

気持ち悪いですか?おそらく大半の女性は気持ち悪いとこらえるのではないかと思います。

でもその男性が女性の月経について詳しいと気持ち悪いと思う心が、男性の育児への参加比率を下げてしまったり、生理痛程度で体育休むな!という体育教師を生んだり、生理痛は甘えだ!って平気で言っちゃう上司を生んでいるんですよ。

彼らはただ血がでて気持ち悪いだけと思っています。子宮内膜を削っていることなんて知りません。

僕はそんな人たちに、月経について教えるときは、自分の腕を包丁で少しずつ削ってみてください。これが体内で起きるのが月経ですと伝えています。

少子化対策には、そういった男性への性教育も必要だと私は考えています。これはまた別の機会に話しましょう。

 

そしてこれはまだ研究段階ですが、主に糖分の取りすぎや運動不足による深部体温の低下が、ベッドを硬くするのではないかと言われています。

ベッドが硬いので、当然プロスタグランジン株式会社は大勢の社員を派遣します。

もっとたくさんの人でベッドをぶっ壊そうとするわけですね。痛みも増えます。生理痛が重い人はこの深部体温を改善すると解消されるというデータが有ります。

 

このような流れを赤ちゃんが出来るまで、あるいは閉経まで繰り返します。

これが通常の月経です。

 

妊娠した場合の月経

これに対して妊娠した場合は、

①視床下部のゴナドトロピンがエストロゲンとプロゲステロンに命令をだす

②エストロゲンが卵胞を成熟させて卵子を卵管へ放出する

③プロゲステロンによって子宮内膜が厚くなる

ここまでは同じです。

その後に

④卵管で受精する

⑤子宮内膜に受精卵が着床する

という流れです。

 

背骨の変化

妊娠初期には背骨がどうなるか。

まだお腹が大きくなる前ですが、既に変化は出ています。

妊娠し始めると、子宮の収縮をとめなければいけません。流産になってしまいますからね。

そこで活躍するのが、ヒーローであるリラキシンです。

このリラキシンが筋肉を緩ませて、子宮が縮まないようにしてくれます。

さらに出産前には更に量が増えて、骨と骨を継げている靭帯(じんたい)まで緩めてくれます!これで子宮が開きやすくなるのです。

しかし多くのヒーローが巨大化して町ごと破壊してしまうように、このリラキシンも体全体に作用してしまうのです。

つまり、体全体の筋肉と靭帯が緩んでしまうのです。やりすぎだろ、加減を覚えろよ。若手芸人か。大御所への突っ込みは叩くんじゃなくて手を添えて押すんだよ。

体全体の靭帯が緩んだ結果、背中の痛みや膝の痛みや手首の痛みを発症する方がいます。

 

骨盤の変化

リラキシンによって骨盤も緩んできます。%e5%9f%ba%e6%9c%ac

骨盤にはこのように三つの関節があります。

この三つの関節をくっつけているのが靭帯なのです。そのために骨盤がずれたような状態になってしまいます。

妊娠中から既に骨盤のズレが始まっている方がほとんどなのです。

 

 

妊娠後期の体の変化

妊娠後期になると一番の特徴はお腹が出ることですね。

これはただ単純にお腹が出るわけでは有りません。背骨もリラキシンによって緩んだ影響で、通常時とくらべるととても変化しています。

では見ていきましょう。

背骨の変化

背骨は1番下から数えて5番目の骨までで生理的弯曲という少し反ったような状態を作り出しています。

これが崩れると腰痛、ヘルニアの原因になります。

妊娠後期は、この反る骨の作用が大きくなります。

反りすぎてしまうのです。圧倒的に。

もちろん子宮が大きくなって、それを支えるわけですから体重も後重心になります。

骨盤の変化

一番変化が著明なのが、骨盤です。

靭帯は緩くなっているので、骨盤が開いたような状態になります。

よくある勘違いなのですが、骨盤はこういう風に開いていると思っている方が多いです。

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しかし実際はこの様に広がります。

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そして股関節から足が外股の状態になってしまって、O脚のように変化します。

筋肉の変化

骨盤底筋群といわれる骨盤を支える筋肉と、体全体を支える腸腰筋というインナーマッスル2種類がとくに緩みます。

子宮をおろすためにはしょうがないのですが、この作用によって尿漏れなどが起きます。

更には、外股になったことにより、お尻とももの外側の筋肉が発達して、ももの内側の筋肉が弱くなります。

そして筋肉の隙間は脂肪で埋められます。

 

出産中の体の変化

出産中は赤ちゃんの頭の大きさ約10センチを通すために、色々変化します。

出産中に産道から赤ちゃんが通った瞬間に、体のスイッチが切り替わってリラキシンが出なくなってきます。

そのために実は、帝王切開の方が産後の骨盤のズレは大きくなるのです。

背骨の変化

骨盤を前傾させて、赤ちゃんの頭が子宮の出口に来やすい様に調節されます。

その際に反りすぎることによって、仙骨という背骨の一番下の骨を痛めてしまうことがあります。

骨盤の変化

広がります。ビックリするぐらい広がります。

恥骨結合というところがなくなって、産道が完成されます。この時の開き方は誤解が多いのですが、骨盤全体が広がるのは微々たる物で、メインは恥骨結合がなくなったことによって広がります。

筋肉の変化

骨盤底筋群はかなり緩まった状態になります。

そして分娩中にはこの骨盤底筋群を傷つけてしまうことが有るのですが、それも産後太りの原因の一つとです。

産後の体の変化

通常時の100倍ほどでていた女性ホルモンが元に戻ります。

それによって抜け毛、産後うつなどになりやすい時期です。

寝不足になりやすいのですが、3ヶ月まではホルモンの関係でそもそも神経が研ぎ澄まされていて色々敏感になります。

旦那の浮気や夜遊びにもいつもよりも気がつきやすくなります。

 

背骨の変化

反っていた背骨は、通常3ヶ月ほどで元に戻りますが、仙骨を痛めてしまった場合はいつまでも痛みがのこったり反り腰が治らなかったりします。

 

骨盤の変化

広がっていた恥骨結合は、赤ちゃんが産道を通ったり母乳を産生するホルモンがでたりすると、徐々に閉じていきます。

通常は6ヶ月ほどかけて戻るのですが、戻るのが遅いタイプの方もいます。

 

筋肉の変化

骨盤底筋群、腸腰筋のインナーマッスルが6ヶ月かけてもとに戻ります。

それによって広がっていた骨盤も安定してきます。

 

 

 

産後の体重に関して

産後の体重も6ヶ月かけて元に戻ります。

産後6ヶ月はゴールデンタイムと言われていて、骨盤、背骨、筋肉が元に戻りやすい期間です。

そのために体重は9ヶ月間で元通りになる方がほとんどです。

逆に言うとこの6ヶ月間が勝負になります。ここで骨盤、背骨、筋肉が元に戻らなければ、体重も戻りません。

代謝も下がってしまって、太りやすい体のままになってしまいます。

 

産後の変化まとめ

  1. O脚になる
  2. 骨盤底筋群や腸腰筋などインナーマッスル極端に弱くなる
  3. 反り腰になる
  4. 筋肉が緩んだ隙間には脂肪がつく
  5. 骨盤が広がる→× 恥骨が広がる→○

 

いかがでしたか。

妊娠中から産後まででこれだけの変化があるんです。

体がほとんど生まれ変わったといってもいいくらいにあらゆるところが変わります。

その変化をいい変化にするか、悪い変化にするかは、自分しだいなのです。

 

 

ではいい育児を!

 

 

 

 

 

 

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