引っ込み思案な人でも意中の異性をデートに誘う方法

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なれそめ第三話

 

第二話 笑って冗談が許される関係

 

夫婦のなれそめ目次

 

僕はシャイボーイである。

異性をデートに誘ったことはそれまでの人生で1回だけだった。

初めての彼女をデートに誘ったくらいのちっぽけな経験だ。しかも断られた。

そんな僕が、スムーズに誘えるわけがない。

僕は参考書籍を大量に立ち読みした。その結果どんな書籍でも書いてあったポイントがあった。

それを元にして、オカマ先輩の家で作戦会議を開くことにした。

待ち時間がないものがベスト

本にはこう書いてあった。

最初は遊園地などは地獄だ。

なぜならば、デートに誘うってだけで、普段読まないような本を読んでいるようなお前が

列に並んでいる時間に女の子を楽しませる会話が出来るわけがない。

立ち読みでなかったら本を破くところだったが、極太の矢が的のど真ん中に突き刺さっていた。

その通りだ。

下手くその上級者への道のりは己が下手さを知りて一歩目

とオカマ先輩も言っていた。どっかで聞いたことがある気がする言葉だが、受け入れよう。

まずは自分を受け入れることから始めよう。

 

メールで誘うのはだめだ

メールで誘うなんて、もっての他だ。

自分が一生懸命にデートに誘っているという雰囲気を出すには、

電話か直接伝えるかどちらかだ。

確かにそうだな。

約束に遅れたときとかも、ほんの数分しか変わらないのに、息を切らして必死に走ってきた方が好感がもてるもんな。

でもちょっと必死なのもかっこ悪くないか?

 

映画→カフェが理想

待ち時間がない映画を見て、その感想をカフェで30分ほどお話する。

全て合わせて3時間。これが無理がない初デートだ。

この通りにしよう。そうしよう。

 

 

いざ決戦のとき

そのままオカマ先輩の家から電話でデートに誘うことになった。

文言はこうだ。

「俺はアニメーション映画を一緒に見てくれるような友達がいないんだ。だからついて来てくれないか。」

この時点では、嫁はオタクだってことは薄々感じていた。

だから文言としては、完璧だ。さりげない感じもある。

必死さは出さずに、さらっといく作戦だ。

更にもし断られたとして、相手には映画を見たい目的のために誘われたという印象になるため気まずくもならない。

完璧だ。さすがIQ140の僕だ。

 

こうしてオカマ先輩立会いの元で、人生二度目のデートのお誘いをすることになったのだ。

 

人生という長い道には上り坂もあれば下り坂もある

僕「もしもし~。おれおれ。突然だけどさ、スカイクロラって知ってる?」

嫁「知ってますよ。あれ見てみたいんですよ~。」

やったぜ!僕は新世界の神になる!

僕「じゃあさ、一緒に見に行ってくれる人がいないからさ、一緒に見に行かない?」

嫁「いいですよ~。」

流川のほうがモテるなんておかしい

スラムダンク29巻より

よっしゃー!初めて成功したぞ!

シュート2万本は無駄じゃなかったんだ!

 

嫁「友達1号も誘ってみんなで見よう!」

 

僕「んっ?」

お前のためにチームがあるんじゃねえ、チームのためにお前がいるんだ。

違うよ・・・デートの誘いなんだよ。

確かにデートの誘いっぽくない言い方だったよ、ダメだったときの予防線を張るためになっ!

忘れてた。小学校レベルの計算が出来ない頭弱い子だったわ。でもそんなところも可愛いです!

 

僕「そうだね・・・。みんなで行こっか。」

恋愛マニュアル

人生1度目のデートの誘いのときから何も成長していないじゃないか。

なにをやっているんだ僕は。

昔から修学旅行の班決めでは余るし。

給食はひとりで食べるのが嫌だから、音楽室に勝手にこもるし。

高校で三年間唯一クラスがずっと一緒だった女子には、卒業文集でいなかったことにされるし。

やっぱり僕はだめだ。このままひっそりと仙人のように暮らすんだ。

ハイジにでてくるおじいさんみたいな暮らしをするんだ。

そうだアルプス山脈を見に行こう。

日本アルプスなんて、子供だましじゃない、本物のアルプスを見に行こう。

なんて脳内で考えていると、オカマ先輩が一言。

 

オカマ先輩「あきらめたらそこで試合終了ですよ・・・?」

でーとマニュアル

オカマせんぱ~い泣

正直、僕がデートに誘っている最中に、18禁アニメみるなよクソが。とか思ってました。すいまっせんしたー!

 

僕「そういうことじゃなくて、二人で行きたいんだけど・・・」

嫁「・・・なんで?」

 

あほの子や。小説だとここは頬を赤らめながら「えっ///それってデートってこと///」っていうところだろーが。

鬼頭早苗が金田一耕助に対してとったような態度とれや(古い)!でもあれも振られるやん!ダメやん!

 

律儀に止めを刺しにきているぞ。どーすんのよ俺!

 

嫁「まあ・・・いいけど///」

 

デートマニュアル

 

その反応だよ!それ正解だよ!

 

僕「じゃあ明後日のバイト前でいい?」

 

嫁「わかった!じゃーね。」

こうして初デートの約束を取り付けた。

 

恋愛マニュアルは総じてクソだ

僕は悟った。

恋愛マニュアルは数多く出ている。

BOOKOFFで、おはようからおやすみまで立ち読みし続けた僕は色々な恋愛マニュアル本を読んだ。

しかし、全ては役にたたないのだ。

マニュアルというのは、たくさんの女の子とデートしたり付き合ったりできる方法が書いてある。

簡単に言うとモテる方法が書いてある。

その証拠に多くの本に、脈なしだと思ったら時間をかけるのはもったいないので次に行こう、と書いてある。

 

僕が想っている、ただ一人の女の子をこちらに向かせる方法など書いていないのだ。

嫁をデートに誘ったり、嫁と付き合ったりできる方法は書かれていないのだ。

そんな当たり前のことを知った18歳の夜でした。

 

第4話へ続く

夫婦のなれそめ目次

 

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